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思い込みというか価値観が強すぎる調停委員

 以前、某地方都市の家庭裁判所での調停事件。

 

 要するに、奥さんが商売をやっている夫のところに嫁いだのですが、そこで、夫やその両親(義父・義母)からつらくあたられ続け、自分は給与もなく、商売においても目いっぱい働かせ続けられた、ということで実家に逃げ帰りました。

 

 それで、離婚等を請求していたわけですが、調停委員のうち、女性の調停委員(調停委員は、男性と女性の組み合わせからなります)が、自分自身が同様の立場だったらしく、「このあたりではみんなそんなことは我慢している」

、「そんなのは覚悟のうえで嫁いだのだろう」、「家業を手伝うのは当たり前ではないか」、「給与はでなくても生活費はもらっているだろう」、「商売というのは大変なんだから少ない生活費をやりくりするのが妻の務めだろう」、などなど、おそらく、その女性調停委員はそのような環境の中でも、我慢してやってきたので、離婚調停の申立人をみて我慢が足りない妻だと思ったのでしょう。

 

 男性調停委員は終始黙ったまま。

 

 裁判官を呼んでくれと言っても、忙しいとか、まだその段階ではないとか言って、頑として「商売をやっている長男坊にに嫁いだ妻の覚悟」を説き続けました。

 

 結局、書記官経由でクレームを入れざるを得ませんでしたが、その後も、いちいち、事あるごとにつっかかってくるという、姿勢を改めず、こんな人にあたって、しかも、代理人を付けていなかったら、当事者の方はわけが分からず、調停の取り下げに追い込まれるかもしれません。